「同じ回数なのに、店によって金額が倍くらい違うんです」
「安いところにして失敗したくないけど、高い理由も分からなくて」
「相場が知りたいんですが、調べるほど数字がバラバラで」
料金の相談は、金額そのものより「比べ方が分からない」ことで止まっている方が多いです。
結論:パーソナルトレーニングの料金で比べるべきは、総額でも1回あたりの単価でもありません。その金額に「評価」と「設計の作り直し」が含まれているかどうかです。同じ回数券でも、毎回決まったメニューを一緒にこなすだけのものと、毎回体を見て設計を組み直すものでは、買っているものが別なんですよ。
この記事に相場の一覧表は載せません
先に断っておきます。他店の料金表は載せません。プランや期間で条件が変わりますし、当ラボが確認していない数字を「相場」として書くのは不誠実だと考えているためです。
代わりに、自分で比べられるようにするための分け方を書きます。数字は各店の公式ページで確認してください。
総額を、4つに分けて考える
金額を見るときは、次の4つに分解してみてください。
1つ目、1回あたりの時間。60分と90分では、評価と実技に使える配分がまったく違います。
2つ目、その時間のうち、トレーナーが1対1で見る割合。名前はパーソナルでも、実際には複数人を並行して見る形式のところがあります。
3つ目、食事のサポートの範囲。毎日の報告に返信があるのか、月に一度の面談だけなのか。ここは手間の量が大きく違うので、金額差の理由になりやすい部分です。
4つ目、期間が終わった後の条件。継続したときの単価が変わるのか、そのままなのか。ここを見ずに初回の総額だけで決めると、後から想定が狂います。
「安い」が高くつく典型
24年の指導で多いのは、安いところで回数をこなしたあと、体は変わらないまま来られるケースです。話を聞くと、毎回同じメニューを一緒にやっていた、という内容がほとんどです。
これは店が悪いというより、買っていたものが「一緒に運動する時間」だったということです。それが目的なら、安いほうが合理的です。ただ、原因を見つけて設計を変えてほしかったのなら、必要なものが入っていなかったことになります。金額の問題ではなく、中身の不一致なんですね。
「高い」が安く済む場合
逆に、単価が高くても回数が少なくて済むことがあります。原因が特定できていれば、当てるべき場所が絞れるので、遠回りが減るためです。
脚が太い理由がむくみなのか、脂肪なのか、筋の使い方の偏りなのか。ここが分からないまま週2回を半年続けるより、原因を分けてから必要な回数だけ通うほうが、総額が下がることは珍しくありません。回数券の枚数ではなく、目的に到達するまでの合計で考えてみてください。
見積もりの前に確認するといい3つの質問
体験のときに、この3つを聞いてみてください。
「初回に何を評価しますか」。ここで具体的な項目が出てくるかどうか。
「メニューはどのタイミングで変わりますか」。毎回見て変える設計か、決まった順番をこなす設計かが分かります。
「通えない週があった場合はどうなりますか」。振替の可否だけでなく、来られない日にやることまで答えが返ってくるかどうかで、設計の細かさが見えます。
銀座トレーニングラボの考え方
当ラボは脚やせ・下半身太りを専門にしています。初回は評価から始め、いまの太さがむくみ・脂肪・使い方の偏りのどれの比率が高いかを分けてお伝えします。ここが決まらないと、必要な回数も期間も決められないからです。
料金は、内容と一緒に確認していただくのが確実です。金額だけを切り出して比べても、何が含まれているかが分からないままになるためです。
東銀座から通う場合の距離感や通い方については、東銀座の脚やせのページに書いています。
よくある質問
Q. 分割払いはできますか?
支払い方法は店によって異なります。総額だけでなく、分割時の手数料まで含めて確認してください。
Q. 期間はどれくらい必要ですか?
原因によって変わります。むくみの比率が高い方と、筋の使い方の偏りが大きい方では、必要な期間が違います。個人差がありますので、評価のうえで判断するのが確実です。
Q. 途中でやめられますか?
契約条件によります。中途解約の扱いは、申し込み前に必ず書面で確認してください。
【執筆者】今村 雅史(銀座トレーニングラボ代表・パーソナルトレーナー歴24年)
進化学・神経科学に基づいたトレーニング指導を専門とする。NASM OPTIMA 2025・2026年度講師。


